バレエ鑑賞での服装はどうしたら良い?ドレスコードやマナーは?

初めてのバレエ鑑賞で抑えておくべき服装のマナー

初めてのバレエ公演。「友人にチケットをもらって行くことになった。」「一度観てみたかった有名なバレリーナの公演チケットを思い切って購入した。」など、バレエを鑑賞するキッカケは人それぞれだと思います。

しかし、バレエ鑑賞って、初めての方にとっては敷居が高いイメージがありますよね。一度は生で観てみたいと思って、チケットを購入したものの、「初めてなのでどんな服装をしていったら良いのか分からない。」「知らずにマナー違反をしてしまって、周りに迷惑をかけないか不安」そんな方の為に、バレエ鑑賞での服装のマナーについてお伝えします。




バレエ鑑賞の服装マナー~ドレスコードはあるの?~

特にクラシックバレエの場合、優雅で豪華なイメージがありますよね。確かに、フランスのパリオペラ座やロシアのマリンスキー劇場など、海外の劇場だと席や公演の時間によってはカジュアルな服装だと恥ずかしいなど暗黙の服装ルールがあります。

日本では特にバレエ公演でのドレスコードはなく、デニムにニットなどのカジュアルな服装でも問題ありません。ただし、「音楽」「衣装」「踊り」と総合芸術であるクラシックバレエは、多くの人が非日常の空間を楽しむことも目的に公演を見に来ています。大勢の人が集まる場所だからこそ、最低限のマナーは守れると周囲の方も気持ちよく鑑賞出来て、お互い良い時間を共有できますよね。

バレエ鑑賞での最低限の服装マナーは以下の5点です。

  • 大きな髪飾や帽子は取る
  • シャカシャカ音の出る服は着ない
  • キラキラと光を反射させる服は着ない
  • 香りの強い香水などはつけない
  • 大きな荷物はクロークに預ける

バレエ公演に使われる劇場の客席は意外と狭いです。座席の背中部分も映画館のものほど高くなく、頭がはみ出る高さ。席の列毎に段差はあるものの、劇場によっては前の席のかたの頭と頭の間から見ることもあります。前の方が帽子や盛り髪をしていた時の、ガッカリ感は私も経験がありますが、約3時間の公演にストレスを感じてしまいます。

公演が始まってしまえば劇場内は暗くなるので、基本どんな服装でも目だったりはしませんが、音楽と音楽の合間にシーーンと静まり返る瞬間がありますので、シャカシャカと音が出るナイロン製の素材や、光を反射してしまうスパンコールがたくさん付いた服などは避けた方が良いですね。ジュエリー程度なら全く問題ありません。

また、私個人の意見として大問題なのが、香りのマナー!視界を遮られること以上に、香りはストレスで、気持ち悪くなってしまって後半全く楽しめないケースもある程です。席は全席指定で、他の座席が空いていれば劇場内の方にお願いして変更してもらう事も出来ますが、それが出来るもの幕と幕の間。香りの好みって人それぞれですが、出来ればバレエ鑑賞時は無臭でお願いしたいのが、私個人の切実な願いです(笑)

荷物もあまり大きいと、前の席の方にゴソゴソ当たってしまったり、隣の席の方に当たってしまったりするので、クロークに預けた方が自分自身も公演に集中して楽しめると思います。

バレエ鑑賞は非日常の空間を楽しめる服装+過ごしやすい服装

ここまで、日本のバレエ鑑賞では特にドレスコードは無い事、最低限のマナーを守れると周りの方も気持ちよく鑑賞できる事についてお伝えしました。

とはいえ、「なんでもOK!」と言われると逆にどんな服装をしたら良いのか迷いますよね。そこで、バレエ鑑賞を2倍楽しむための服装のおすすめについてお伝え致します。

おすすめは、普段着+非日常空間を味わえる服装。バレエ鑑賞をする空間自体が、非日常の空間でちょっぴりエレガントなラグジュアリーな時間を楽しめる場所です。デニム+ニットでも良いですが、せっかくならちょっぴりお洒落をして総合的にその空間を楽しめると良いですね。結婚式に参加する時程のドレスを着る必要はありませんが、

  • ワンピースにカーディガンやストールを羽織る
  • レースやサテン素材のトップスにロングスカートを合わせる

などのちょっと良いレストランに行く時の服装をイメージして頂けると分かりやすいと思います。劇場によって、幕と幕の間にホワイエと呼ばれる休憩スペースでワインやコーヒーや軽食を楽しめるサービスもあります。少しお洒落をしていくと、そんな優雅なひと時もより一層楽しむことが出来るでしょう。

そしてもう一つのポイントは、何よりも自分自身が過ごしやすい服装である事!

休憩時間を入れると3時間にも及ぶことのあるバレエ公演。舞台を集中して観るためには、あまりピチピチの座っているもの苦しいような洋服や、露出をして寒さを感じるような服装、肩が凝りそうなカッチリしすぎた服装は避けた方が良いでしょう。オシャレは我慢と言いますが、無駄な我慢は不要です。

やっぱり、長時間座っているのが楽+普段着よりオシャレという事で、ワンピースと羽織物、長めのスカートと柔らかい素材のトップスがおすすめですね。




冬のバレエ鑑賞の服装は?

劇場内は暖房がきいているので、寒さ対策をする必要はありません。しかし、劇場内の温度を快適に保つため、暖房が一気に効いてあったかくなったかと思えば、急に送風されて寒さを感じる場合があるので、一枚着たり脱いだりと温度調整できる服装がおすすめです。コートもご自身が持っていて邪魔じゃなければ、クロークに預けずひざ掛けとして使っても良いですね。ただ、前述のとおり、あまりにも荷物が多いいと周りの方の邪魔になりますので、ダウンなどの厚手のコートは手持ちの荷物の大きさと相談してクロークを利用しましょう。

冬に限らず、夏も冷房が強い場合や人の熱気で暑くなる場合もありますので、カーディガンやストールなど調節できるものがあると便利です。長い公演時間を快適に過ごせて、舞台に集中できるための準備をしていけると良いですね。

男性や子どものバレエ鑑賞の服装は?

男性やお子様の鑑賞時の服装も女性同様、コレ!といった記憶はありません。

男性の場合は、

  • ジャケット着用でノーネクタイ
  • セーターとデニム以外のパンツ

など、オフィスカジュアルのような、キチンと感がありつつ、でも気張り過ぎずという服装が良いでしょう。もちろんタイ有でもOKですが、男性は女性程、キメキメの服装をされている方は少ない印象です。こちらも、少し良いレストランに食事に行く際の服装をイメージされると、選びやすいと思います。ドレスコードが無いからと、上下ジャージや短パンなどのカジュアルすぎる服装だと、周囲からちょっとチラチラ見られるかもしれません。(私はギャップ萌えしますが。笑)

ただ、一度とっても素敵だなと思ったカップルがいらして、ペアルックではないのですが、女性の黒のロングワンピースに合わせて、男性も黒のスーツ(ノーネクタイ)でピシっと着用されて、とてもスタイリッシュでかっこ良く、あんなデートがしてみたいと憧れました。ご夫婦やカップルで鑑賞される場合は、コーディネートの雰囲気を合わせたり、どこか一つをリンクさせるなどのオシャレを楽しむのも良いですね♪(憧れます。笑)

お子様の場合も、特に決まりはありませんが、幼少期に本物の芸術に触れる事は、柔軟な感性が刺激され、とても良い経験になります。女の子のお子様の場合は是非、大人同様にオシャレをさせてあげて、「トータルでその非日常の空間を味わう」という素敵な体験をさせてあげて欲しいなと思っています。

私の子ども時代を思い出しても(だいぶ遠い記憶ですが・・・)バレエ公演は、綺麗な衣裳を身に着けたバレリーナを観れること、音楽・踊り・衣装全てが感動的で本当に夢のような時間でしたが、それだけではなく、いつもと違った、よそ行きのワンピースを着られる事、両親と一緒に劇場という特別な空間に行ける事、帰りにレストランで食事が出来る事、トータルで嬉しくて仕方なかったことを覚えています。



海外での舞台鑑賞はバレエがおススメ!服装のマナーは?

海外といってもパリ・オペラ座や、ロシアのマリンスキー劇場・ボリショイ劇場、アメリカのアメリカンバレエシアターなど各国に様々なバレエ団・劇場があります。どの国も最近は日本と同様にどんどんカジュアル化しているので、あまり気にせずに居ても大丈夫です。

ただ、ニューイヤーコンサートなどの特別な公演はやはり、ドレスアップをして鑑賞している方が殆どですね。また、夜の公演は昼間の公演よりも少しフォーマルな服装の方が良さそうです。日本と少し違うと感じるのは、座席のグレードに応じて服装も違う事。夜公演の一等席(良い席、日本だとSS席やS席)などは、フォーマルな服装の方が多く、天井に近い5等席(日本だと、B席や学生席ですかね)だと仕事や学校帰りのカジュアルな服装の方が多いようです。バレエ鑑賞をそんな風にラフに楽しめるのも素敵ですが、もちろん5等席でオシャレをしている方もいらっしゃるので、スニーカーにデニムよりも、パンプスとワンピースなどのキチンとした服装を着用されることをおすすめします。

劇場の建物自体が華やかで豪華ですから、こちらも日本同様、「その空間を自分自身が楽しめる服装」をできると良いですね。

私が一番好きなのはロシアバレエなのですが、まだ本場で観たことが無いので、一度は日本公演ではなく現地の劇場で鑑賞してみたいなと思っています。アメリカバレエのダイナミックさ、パリの華やかさ、ロシアバレエの繊細さ、それぞれに個性があって同じ演目でも全く違う仕上がりになっているので、各国のバレエを鑑賞して味わいたいものです。

海外に行って、舞台芸術を味わいたいと思ったものの、ミュージカルや演劇は言葉が分からず不安と言う方におすすめなのがバレエ鑑賞です。バレエは言葉を使わず、踊りと音楽、マイムと呼ばれるジェスチャーのようなもののみで物語が展開されていきます。なので、言葉が分からなくても全く問題ありません!オーケストラによる生のクラシック音楽と、踊り、衣装、舞台美術など総合的な芸術を是非、生で体感してみて下さい。

人に迷惑をかけなければ、自分の好きな服装が一番!

いろいろ書きましたが、日本公演でも海外公演でもバレエ鑑賞は周りの方に迷惑をかけなければ、自分自身がその空間と時間を楽しめる服装が一番です!高級ホテルやレストランのように、ドレスやジャケット+タイでないと入場出来ないといったことはありませんので、是非気軽にバレエ鑑賞を楽しんでくださいね。

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コメント

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