バレリーナの吉田都さん、現役引退へ

元英国ロイヤルバレエ団のプリマ吉田都さん

元英国ロイヤルバレエ団でプリマバレリーナの吉田都さんが、2019年の夏をもって現役を引退する事をご自身のFacebookで発表されました。世界で活躍するプリマは170㎝と大柄で、モデルのような長い手足を活かしてパフォーマンスをされているバレリーナが多い中、159㎝と、日本のバレエダンサーと比べても小柄な身長の都さんですが、その存在感はとても大きく、それでいて可憐で品があって、舞台で魅せる華やかなパフォーマンスは長年に渡りプリマとして活躍されてきた英国でも多くのファンを魅了してきました。

吉田都さんの引退後

人気バレリーナの引退はバレエファンにとっては悲しいニュースですね。気になる引退後は、2020年の9月に新国立劇場の舞踊芸術監督に就任されるとのことです。今後も都さんの息吹が吹き込まれた作品を見られる事は、とても嬉しいですが、やはりまだまだ踊られる都さんをこの目で見たいという思いはあります。昨年から既に新国立劇場での参与を務められていらっしゃいますが、「これからは若いダンサーを応援していきたい!」とご自身のFacebookにておっしゃっていました。

吉田都さんの年齢と経歴

驚くのが、吉田都さんの年齢です。なんと、2019年1月現在で53歳。女性の年齢をあまりおおっぴろげに書くのも気が引けますが・・・。本当にお美しい!!舞台の上では20代のダンサー達となんら変わりなく、様々な役を演じていらっしゃいます。バレエの踊りは本当に筋力・体力・精神力と全てが必要で、30代後半から40代にかけて引退されるバレリーナがほとんどという事を考えると、どれほど凄い事かお分かりいただけると思います。

そんな吉田都さんですが、バレエを始められたのは9歳の頃。プロのバレリーナになるには、3歳から特別なトレーニングが必要と思われがちですが、意外と遅く始められたバレリーナもたくさんいらっしゃいます。(男性ですが、同じく英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルを務められていた熊川哲也さんも、バレエを始められたのは10歳の頃でした。)「バレリーナを目指したいけど、もう遅いかも」と思われているお子様にも多くの勇気を与えてくれますね。

そして、高校2年生の時にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞し、英国ロイヤル・バレエ学校に入学されます。そのわずか1年後には、現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団し、4年後にはバレリーナの最高位であるプリマバレリーナの称号を手にされました。その後、ロイヤルバレエ団に移籍し、2010年の退団までプリマとして活躍されました。

ロイヤルバレエ団を退団後は、フリーのダンサーとして日本を中心に様々な公演に出演されていました。また、2007年には紫綬褒章を、2017年には文化功労章を受章、プライベートでは2005年にご結婚されています。

今年の2月には、ご自身が賞を受賞された、ローザンヌ国際バレエコンクールにて審査員を務められます。

吉田都さんの引退公演

現在公開されている、都さんの引退公演情報です。

【NHKバレエの饗宴】吉田都引退公演
2019年8月7日(水)14時~
2019年8月8日(木)19時~
新国立劇場オペラハウスにて

今から手帳に記入して、チケット情報を要チェックです。

まだ演目等は発表されていませんが、公演が楽しみな気持ちと、これで最後という寂しい気持ちと入り交じり、ファンにとっても大切な1日となりそうでうね。

吉田都さんの公演で今でも印象に強く残っているのが、ロイヤルバレエ団の引退公演で日本公演の際に演じられたロミオとジュリエットのジュリエット役です。適確なテクニックと、一つ一つの動きの繊細さはもちろんですが、純粋な一人の少女がロミオへ恋をして大人になっていく姿、とまどいや葛藤、愛を貫く力強さを表す演技には心を打たれました。

引退まであと7ヶ月程しかありませんが、この期間を大切に応援していきたいです。

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